弥谷鷹仁被告と母とのline内容が恐ろしい,被害者の妻の何が不都合だった?

 

これは2018年3月に千葉県柏市で起こった事件。

元銀行員の弥谷鷹仁(たかひと)被告とその母恵美被告が

犯行、被害者は弥谷の妻です。

このような事件が続く世の中になっている悲しい現実です。

幸せになるために選んだ配偶者を殺める信じがたい事件。

今回もいちばん理解できないのが殺意を抱くほどのものが

この世の中にあるのだろうか?という心理の部分。

 

2018年3月事件の概要

 

事件が発覚するに至ったきっかけは弥谷鷹仁被告が

(自らの手で妻を殺めた日から)事件の2日後の3月6日に

千葉県警柏署に妻の麻衣子さんの捜索願を出したことだった。

 

2018年3月4日の午後2時半頃、弥谷鷹仁被告は

自宅で睡眠導入剤を混ぜたカレーを妻に食べさせた。

4時半から5時までの間に柏市内の路上に止めた乗用車内で

妻の首を両手などで締め殺害をした‥

弥谷鷹仁被告の母も手伝ったというのだ。

恵美被告(母)と共謀し、夕7時50分頃に実家敷地内に掘って

おいた穴に妻の遺体を埋めて遺棄した。

恵美被告は、鷹仁被告が妻を殺害すると知りながら都内の喫茶店で2月23日、

遺体遺棄場所として自宅敷地を提案。

鷹仁被告の依頼に応じて3月1日、遺棄現場の穴を掘るためのシャベルなどを

購入し、2日に2人で穴を掘って殺害を手助けしたとされる。

 

被告の母とのline内容

 

検察側により明らかになっていく計画的犯行。

法廷では鷹仁被告とのLINEでのやり取りなどが明るみになる。

犯行20日前の昨年2月12日のLINE。

鷹仁被告「計画通りによろしく」

恵美被告「1人でやらないでね。危ないから」

鷹仁被告「じゃあ棺桶(かんおけ)よろしく」

犯行約1カ月後のやり取り。

恵美被告「お先短いオカンの人生それなりに人生賭けたんよ。

たかちゃんと(孫)を守るために」

鷹仁被告「地獄から助けてくれてありがとう。1人じゃ決断できなかったよ」

このほか鷹仁被告は被告人質問で、

麻衣子さん殺害を恵美被告に打ち明けていたこと,

遺体を埋めるためのシャベルを恵美被告が購入していたこと,

「頸(けい)動脈を押さえると苦しまない」

などと具体的な殺害方法を助言されていたことなどを供述した。

 

妻への殺意まで至る「動機」

 

夫婦喧嘩や家出などは日頃から積もっているストレスもあり、

ある些細な日常のなかで起こる言動が切り札になって起こることは

身近で起きる。

この弥谷被告もそうなのだろうか?

妻、麻衣子さんは近所からの評判は”すらっっとして、綺麗な人”

進学校である千葉県立柏高校を卒業後に東京女子大学に進学している。

いわゆる世間では才女といわれるようなタイプの女性だった。

これも世間の声だが、”小さいケンカはするけれど、普通の仲の良い夫婦”

に映ったそうだ。

 

後の弥谷被告からの供述で犯行の理由をこうしている。

・子供を出産後から麻衣子さんの家庭の中でのルールが厳しくなった

・(被告に対して)麻衣子さんからの暴言や暴力が増えていった

・その暴言などが子供にまで及んでいった

被告は精神的に追い詰められていたことが動機だと述べている。

大変キレやすく上記の他には、その暴力によりなんと、顔を数百回も

殴られ続けたことがある、ということだった

 

そして、育児をする中での不安もあった。

・授乳中に子供のミルクの飲みが悪いと機嫌が悪くなった。

胸に子供の顔を強く押しつけた

・子供を寝かしつけるときにもストレス状態にあって

「子供を叩き殺そうだった」と言われたこともあった

 

会社に居る鷹仁被告に電話をかけて、

「もう娘を見るのが苦痛だから帰ってきてほしい」

「すぐ帰ってこないと娘がどうなるかわからない」

「帰ってきたら娘はもうこの世にいないかも」

と言い放っていたそうだ。

 

妻の病があった事実

 

実は妻の麻衣子さんは産後鬱のような症状をかかえており、

2017年5月から精神科へ通い始めていたのだ。

そこで告げられた診断結果が”強迫性障害”だった。

 

病がわかり鷹仁被告は暴言や暴力などがあっても反論しなくなるも、

麻衣子さんの状態は変わらないので頭を蹴られたり殴られる行為は

激しくなっていった。

それでも土下座をしていた鷹仁被告だったそうだ。

 

被害者の妻、麻衣子さんにはもう一つ苦悩があったそうで、

それが極度の潔癖症だった。

家庭内では電気スイッチなどの触れる部分において素手では

触らず”割りばし” ゴミ箱,トイレ,ドアノブいはポリ袋で触るという

ルールがあった。

これが守られず素手で触ってしまった場合には、

アルコールと次亜塩素酸で30分以上磨かなければならなかった。

 

このルールが守れなかった朝には、鷹仁被告は食器棚を磨いて

会社を遅刻している。

 

ここで何故、こんなに心身共に疲れ果てていたのに離婚を選択

しないのかと思いますが、出来なかったわけが、

妻へ離婚を切り出したことが1度あったが妻麻衣子さんが

子供を抱きながらマンション屋上へ上がり飛び降りようとした

それから諦めたそうだ。

 

麻衣子さんには精神疾患があったのは事実だが、亡くなられた

ので真実は(麻衣子さんの言葉から聞けない・)被告の証言が

100だとは言い切れない気がする。

例えば、病を心配した麻衣子さんの母が頻繁に自宅へ来ていた

その間に、本心を打ち明け、生活をすこしでも解決できる手段を

話し合わなかったのか?

精神疾患を抱える妻をすこしでも救えるような言葉をかけたり

寄り添う姿などはどうだったのか?

土下座をしたり回避するだけで実の母親にlineするだけだったのか‥

美穂被告(鷹仁被告の母)ほう助を選択すべきではない。

 

鷹仁被告と被害者、麻衣子さんの間に生まれた娘さん、

そして麻衣子さんの親御さんがこの事実を受け入れられる日は

あるのだろうか、

被害者である麻衣子さんのご冥福をまずはお祈り申し上げます

そして娘さんがすくすくと元気に大きくなられること

幸せに大きくなられることを願いたいです。

 

読んでくださりありがとうございます。

 

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です